安全率(安全係数)とは?
安全率(安全係数)とは、シャックル、ワイヤロープなどの玉掛け用具の破断荷重と、使用するときにかかる最大荷重(力)との比を表します。安全率(安全係数)の値は、玉掛け用具の種類、形状、材質、使用方法等を総合的に考慮して決まりますが、クレーン等安全規則では安全率(安全係数)については、ワイヤロープは6以上、チェーンは5以上(ただし、一定の要件を満たすものは4以上)、フック、シャックルは5以上に定められています。
安全率(安全係数)とは、シャックル、ワイヤロープなどの玉掛け用具の破断荷重と、使用するときにかかる最大荷重(力)との比を表します。安全率(安全係数)の値は、玉掛け用具の種類、形状、材質、使用方法等を総合的に考慮して決まりますが、クレーン等安全規則では安全率(安全係数)については、ワイヤロープは6以上、チェーンは5以上(ただし、一定の要件を満たすものは4以上)、フック、シャックルは5以上に定められています。
tonは質量を示す単位で、kNは強さを示す単位です。
tonとkNは同じように荷重に関する内容を示す単位ですが、意味合いが異なります。
画像を参考に見てください。
シャックルの使用荷重をton、ワイヤロープの破断力をkNで記しています。
ようするに、カタログに記載している玉掛け用具の
tonは吊り上げることができる荷の質量を示し、kNは引っ張り強さを示しています。
tonはシャックルやフックなどの製品の刻印で見かけることが多いですが、
kNをどこで見かけるか・・・
と言うと、引っ張り強さを示す単位ですから、引張試験成績書などで
多く目にします。
成績書など書類を目にする機会があれば確認してください。
「ゴーヘイ」とは、つり荷を巻上げの合図で使われます。
語源は「巻け」を意味するgoahead(ゴーアヘッド)から来ています。
逆に、巻下げは「スラー(スライ)」。語源は 「 下げ 」を意味するslack away (スラックアウエイ)やslacken(スラッケン) が変化したものといわれています。
ワイヤーロープを構成するストランド6 本を3 本ずつに分け、アイ( 輪) の部分でよりあわせる前処理法です。どのアイスプライス法を行う場合も、フレミッシュ加工をしておけば、丈夫で抜けにくくになります。
アイスプライス加工とは、ストランドをワイヤロープの間に差し込んでアイを作る加工方法です。玉掛け索の加工方法(差し込み回数)は、クレーン等安全衛生 規則第219条によって規定されています。