[11回目]玉掛けの合図-その1
たまちゃん!心配だった現場に危険について説明したら、
玉掛け用具を改善してくれてよかったね!
これで一安心だわ!また危ない現場を目撃した時は自分で説明できるように、もっと玉掛けの勉強頑張らなきゃ…。
たまちゃん!ようやく目覚めてくれたんだね!!
そうそう!この間見かけた現場で、玉掛け作業者が片手をあげて、大きく手を回していたわ。なにかの合図なの?
良いところに気づいたね!それはきっと、玉掛け作業者がクレーンの運転手にクレーンの動き指示するための合図だよ!
遠くに離れたクレーンの運転手さんに手をつかって合図をしてたのね!
クレーンの運転手へつたえる合図には、手、声、笛、畑、無線機など色々あるけど、”手による合図”は現場で広く使われているから紹介するね!
※注意:ここで紹介する手の形は一般的なものであり、現場によって合図は異なります。
手による合図-その1
(1)呼び出し
安全ポイント
・片手を高くあげる。
(2)位置の指定
安全ポイント
なるべく近くの場所に行き、人差し指で示す。
(3)巻き上げ
安全ポイント
片手を高く上に上げて輪を描く。
(4)巻下げ
安全ポイント
腕をほぼ水平に下げ、手のひらを下にして下方に振る。
(5)補巻き上げ
安全ポイント
手で上腕部を叩いたあと、片手を上げて輪を描く。
(6)補巻き下げ
安全ポイント
手で上腕部を叩いたあと、腕をほぼ水平に下げ、手のひらを下にして下方に振る。
(7)ジブ上げ
安全ポイント
こぶしを頭の上にのせたあと、親指を立て、上方に突き上げる。
(8)ジブ下げ
安全ポイント
こぶしを頭にのせたあと、親指を下に向け、下方に突き下げる。
たくさんの合図があるのね!
まだまだ手の合図を紹介するよ!
ちなみに合図のモデルは以前僕が現場で出会ったお兄さんだよ。当時は現場の新人さんでオドオドしてたけど、頼もしくなってきたな~!
(参照:漫画「シャックル犬の大冒険」第3回-現場デビュー編を読んでね!)